スマートサイジングな山暮らし

41年間住んだ東京から2018年に広島の山奥に移住、目指すはスマートな山暮らし。日々実験中。

「うちは井戸水なので水道代はタダです」の内側

「うちは井戸水なので水道代はタダです」

 

 

よく移住系のテレビで聞いてたフレーズですが、

、、、水道代はかかりませんが、他のお金がかかります。

 

まず井戸水を汲み上げるポンプの電気代、

蛇口を捻るたびにブーンと唸ってます。

深さ10〜20メートルくらいから水を汲み上げるので大変そうです、ブーン。
お風呂を入れてる間もブーン。

トイレを流してもブーン。
タンクの水圧が下がるとブーンと言ってます。

 

上水道がない地域は下水道もないところがほとんです。

下水道がないのに生活排水は?となりますよね。

今の田舎でも汲取り式はあまり見ません。

その代わりに普及しているのが「浄化槽」です。

 

浄化槽というのは、家の庭に埋めてある大きなタンク式の
生活排水の浄化設備のことです。

これが1年1回決められた大きな点検があって検査費75,000円(税別)。

年4回の点検が6,500円(税別)。
ちなみにこの写真の蓋が先月壊れました。

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やたらあるフタ。一番奥が25,000円

車をバックした時にバコっ!と。焦りました!
初めて4躯でよかった!と思いましたよ。

それで蓋代25,000円(税別)泣。

さらに、浄化槽にはブロワーと呼ばれる空気を入れるポンプがあって

それは24時間稼働してます。

そして田舎は電気代の基本料金も高いのです。


しかし、有り余る土地と景色!

いろいろありますがそれは都会とは同じ。

田舎は気楽だし物欲がなくなり、余計な支出(服とか靴とか、お化粧代とか)は減りました。

今日のランチは、


ひな祭りで残ったちらし寿司を蒸して、、ホカホカに。
寒いし、まだいけます。