スマートサイジングな山暮らし

41年間住んだ東京から2018年に広島の山奥に移住、目指すはスマートな山暮らし。日々実験中。

ここが大変!古民家:雨どい

雨の季節ですね。

「古民家のここが大変」です。

 

私自身、古いものが好きで、何だかんだ田舎にいても

古民家に癒しを感じてしまうのですが、これからの雨に備えて

掃除しなくしゃいけないのが「雨どい」です。

 

この辺の古民家は立派な赤瓦の屋根(広島の山間部では瓦は赤茶が多いです)で

建て増した、小さい屋根にまで綺麗に雨どいが付いてます。

f:id:inoshikadarake:20210609125223j:plain

30センチくらいの屋根にも付いてる雨どい

f:id:inoshikadarake:20210609125306j:plain

隣にある松の木から落ちた松ぼっくりから生えたであろう松


雨どいの役割は、屋根を伝う雨水を「地面」ではなく

「排水設備」に集めるということです。

 

では、なぜに雨どいが必要なのか?

答えは「土台が腐る」からだと生活してやっとわかりました。

 

 

建築を学んだわけでもなく、雨水は全てコンクリの上を流れて下水道へ、

の都会人の私には雨どいの重要性はわかりませんでした。

 

古民家は土の上に石があり、その上に木の土台や柱が立っています。

大きい屋根を伝う雨水の量は膨大で、

雨どいがなければ、全て屋根から流れ落ち、家の周りの土に染み込みます。

周りの土がビシャビシャになると床下の湿度が上昇、シロアリやカビの温床になり土台の木材が腐る。

というわけです。

 

f:id:inoshikadarake:20210609125500j:plain

こんなものもあるんですね〜床下乾燥機というやつでしょうか?動いてるのかな?

 

古い家で空き家の期間が長いと、

家屋の周りの植栽が手入れされないまま大きくなり

落ち葉や、松ぼっくりなどのタネも風で屋根に落ちます。

そして、雨により雨どいに集まり、詰まり、雨が雨どいから溢れます。

 

つまり、雨どいを掃除しなくては健康な古民家は保てないのです。

 

ふー。

 

古民家暮らしは素敵ですが、土日の草刈りや季節ごとの庭木の剪定。

やっぱりやることが多いです。

 

今日のお昼は昨日の刺身で食べたスミイカコウイカ:瀬戸内海はコウイカが取れるのか広島ではスルメイカより多い、気がします)のトマト煮をイカスミ入れて真っ黒にした

イカスミパスタ。

新玉ねぎでトマト煮作ったので、とっても甘くタバスコがよく合うパスタになりました。

 

今日も読んでいただいてありがとうございます!