ここが大変!古民家:雨どい
雨の季節ですね。
「古民家のここが大変」です。
私自身、古いものが好きで、何だかんだ田舎にいても
古民家に癒しを感じてしまうのですが、これからの雨に備えて
掃除しなくしゃいけないのが「雨どい」です。
この辺の古民家は立派な赤瓦の屋根(広島の山間部では瓦は赤茶が多いです)で
建て増した、小さい屋根にまで綺麗に雨どいが付いてます。
雨どいの役割は、屋根を伝う雨水を「地面」ではなく
「排水設備」に集めるということです。
では、なぜに雨どいが必要なのか?
答えは「土台が腐る」からだと生活してやっとわかりました。
建築を学んだわけでもなく、雨水は全てコンクリの上を流れて下水道へ、
の都会人の私には雨どいの重要性はわかりませんでした。
古民家は土の上に石があり、その上に木の土台や柱が立っています。
大きい屋根を伝う雨水の量は膨大で、
雨どいがなければ、全て屋根から流れ落ち、家の周りの土に染み込みます。
周りの土がビシャビシャになると床下の湿度が上昇、シロアリやカビの温床になり土台の木材が腐る。
というわけです。
古い家で空き家の期間が長いと、
家屋の周りの植栽が手入れされないまま大きくなり
落ち葉や、松ぼっくりなどのタネも風で屋根に落ちます。
そして、雨により雨どいに集まり、詰まり、雨が雨どいから溢れます。
つまり、雨どいを掃除しなくては健康な古民家は保てないのです。
ふー。
古民家暮らしは素敵ですが、土日の草刈りや季節ごとの庭木の剪定。
やっぱりやることが多いです。
今日のお昼は昨日の刺身で食べたスミイカ(コウイカ:瀬戸内海はコウイカが取れるのか広島ではスルメイカより多い、気がします)のトマト煮をイカスミ入れて真っ黒にした
イカスミパスタ。
新玉ねぎでトマト煮作ったので、とっても甘くタバスコがよく合うパスタになりました。
今日も読んでいただいてありがとうございます!