スマートサイジングな山暮らし

41年間住んだ東京から2018年に広島の山奥に移住、目指すはスマートな山暮らし。日々実験中。

古民家改修の内側

古民家の改修を間近で見てます。
と言っても、当事者でもなく業者でもなく

傍観者です。(出稼ぎ先が古民家で改修が入ってます)

 

そこでわかったこと。

とにかく時間がかかる!

何日も大工さんがいる、、、、。

 

日本の昔からの建築でサイズ(畳や襖や間取り?)が決まってるものの

木材は地域の山から、切り出した木。

角材以外がふんだんに使われてます。

素材に合わせて他を調整している感すらあります。

↓写真は我が家の活かされた素材たち。

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素材、生かしてますね〜。襖はピタッと閉まる所ありません。
窓サッシの鍵全て閉めてもカーテンがゆらゆら、ピューピューしてます。

 

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まぁこれでいいか、という感じ。

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広島の山地に見られる屋根の下に太い木を見えるように使う建築、縁側の上です



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隙間ですが何か? 玄関なのに堂々としてます。

 


当たり前ですが、

現場で測って、切って、調整して、、の繰り返しなんですね。

 

最近の家は規格があって、工場で作って、分解して運び、

現地で組み立てる。って感じで1ヶ月もあれば出来ちゃいます。

 

だから古民家の改修は手間ががかかるし、

地元の大工さんに頼らざるおえない。

 

 


子供は綺麗な新しい家に住みたい!っていうんです。

「新しい家はこれからも建つから、これからいくらでも住めるよ。

でも今住んでる様な古い家は、どんどんなくなっていくんだよ。

だから今住まないと、二度と住めないかも知れない」と私。

 

昨日、草刈りが終わったあぜ道を歩いてたら、こんなこと言ってました。

 

「ブーブー言ってるけど、、あの家嫌いじゃないよ」

 

小1のくせにやるじゃない〜っw!

 

私も都会のワンルームとか嫌いじゃないです。

田舎にはない、コンパクトで効率的で温度変化の少ない住環境。

年取ったらまたそんな家に住みたくなるかもな。

賃貸で放浪する楽しさってそんなとこにあるかも。


読んでいただきありがとうございます。


今日のお昼は子供が朝残したツナマヨおにぎりと
あと何か、、、タンパク質食べます。